作手歴史民俗資料館には、御城印を求めるお城ファンが毎日やって来ます。城跡見学もされていくので、道順を聞かれることが多いです。お目当ては、武田方の城址「古宮(ふるみや)城址」と奥平(徳川方)の城跡「亀山城址」です。
作手地区の中心部にはほかにもいくつかの山城跡があって、歴史好きお城好きにはたまらなく魅力あるところになっています。
作手村当時に、それらの城跡を巡る「歴史の小径」というハイキングコースを設けて、現在でも道しるべのあしがる君が案内表示をしています。
作手診療所前から入って登っていく先にあるのは、「文殊山城址」です。作手須山の善福寺の奥の院でもあり、信仰の場所でもあります。
本丸には物見櫓があり、南を見れば作手清岳方面が一望できます。
木が大きくなってしまっているので現在は隠れてしまいますが、すぐ下に亀山城址を見下ろせる位置です。
登り口にはホソバシャクナゲが、上にはカスミザクラとオオシマザクラが多いので、花が咲く4~5月頃に行くのがおすすめです。
また、石仏も多くあるので、一つ一つお詣りしながらお顔を拝見するのもいいです。
登り口から奥へ行くと、市場地区「塞之神城址」へと続きます。