つくで交流館ホールで、文化庁の「文化芸術継続支援事業」、劇団風の子中部による「ぱらりっとせ」公演が開催されました。
感染予防及び感染拡大防止のため、ホールではジアイーノ(除湿消臭機)を稼働し、受付での検温・消毒を行って、観客席の間隔も十分とり、喚起のため扉を開放して行いました。
きれいな歌声、三味線や笛の音、観客の笑い声と拍手が、久々にホールに響きわたり、少人数ならではのアットホームな公演となりました。
岐阜は和傘の生産日本一だそうで、美しい和傘を使ってのパフォーマンスや、岐阜のわらべ歌や民謡、昔の遊びや昔話などが披露されました。
三味線や笛の音、岐阜の方言で、どこか懐かしい‶山あいのふるさと”へ誘われたようでした。
お手玉、竹馬、縄跳び、紙ふうせんなど、今は見ることも少なくなった昔の遊びは、年配の方々にはとても懐かしく、小さな子ども達には新鮮だったようです。
「桜が咲いた」シーンで開かれた和傘。思わず「わあ~…」と声が出るくらい、美しいものでした。
「久しぶりにいいもの見させてもらったわ。」
「お手玉にあんないろいろな遊び方があるなんて、知らなかったわ。」
「ホールに響く歌が美しくて感動しました。コロナがおさまったら、またぜひ公演やってください。孫たちを連れてきます。」
少人数ならではのほのぼのした公演を楽しんでいただけたようです。岐阜へ遊びに行きたくなりましたね。
withコロナの時代、従来の集客イベントの方法を見直して、少人数で楽しめるやり方を増やしていけたらいいなと思いました。仲間内で楽しむ感覚で、学校のクラブ活動みたいにやりたいことを見たいものを一緒に楽しむ感覚で、小さな活動がいつもちょこちょこ、みたいになればいいですね。
朝早くからお越しいただき、すばらしいパフォーマンスを見せていただいた‶劇団風の子中部”の皆さん、スタッフの皆さん、楽しいひとときをありがとうございました!