あれ? 今日は何の準備かしら? 予行練習?
いえいえ、これは本番です。
総合支所の会議室で行われたのは、作手地域自治区の令和3年度地域活動交付金申請団体によるプレゼンの撮影です。今月27日に地域協議会による審査会が予定されていたのですが、新型コロナの影響で会合ができないため、審査会で行うはずのプレゼンを事前録画して、審査員へ書類と一緒に配布することになったのです。
新城市は地域自治区制度を導入しており、10の地域自治区に分けて地域協議会を設けています。地域協議会で毎年協議されるのが「地域活動交付金」と「地域自治区予算」の内容です。
「地域活動交付金」は、地域の課題解決や地域の活性化のために市民が主体的に取り組む活動に対して支援されるもので、作手地区のような山あいの人口の少ない地区にとっては、市民のやる気と取り組みを迅速に、最大限に生かすことのできる、とてもありがたい支援制度です。
作手自治区では、市民活動が年度初めからすぐ取り組めるように、翌年度の交付金申請、審査・協議を前年度のうちに行うことにしています。
審査員のいないところで、カメラに向かってアピールをするのはけっこう難しいものです。与えられた5分の時間内で、各団体の皆さん、思いのたけを伝えることができたでしょうか?
コロナ禍で、住民の取り組み意欲の低迷が心配されたのですが、なんのなんの、9つの団体が事業計画を作って、申請されたそうです!
少子高齢化、過疎化の進む地域を守るには、そしていかに安心して楽しく暮らすには、一年一年が勝負なんです。作手の「元気」は住民自らがつくり出すもの。まだまだがんばる作手地区です!
https://www.city.shinshiro.lg.jp/kurashi/chiikijichiku/chiiki-jichiku.html