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節分の慣わし お供え編

ライター junjun , 2021年2月4日

今年の節分は2月2日。旧暦の大晦日にあたるこの日に、我が家では年越しと同じような慣わしがあります。
まず、節分までに済ませるお供えと魔除け(鬼除け)です。家内の神様仏様など年越しと同じ7ヶ所のお供え場所に、節分ならではのお供えをします。3種の樹木(ヒイラギ・アセビ・クロモジ)の枝と、煮干しの頭を炙ってクロモジの先に刺して、炒り豆と一緒にお供えします。
 

大ばあさんがいた頃は、「カマエビ」と呼んでいた赤い蔓を、ヒイラギの代わりに備えていました。

7ヶ所の一つ、吊るし棚にも同じようにお供えします。

この吊るし棚は、毎年大晦日に次の年の恵方に向けて吊るし直しています。

今年の恵方は「南南東」だそうです。
うちの外では、玄関や土蔵、物置、作業場などの入り口に、炙った煮干しを備えつけます。
 
一般的な節分の魔除け「イワシの頭とヒイラギの葉」と同じで、悪い鬼が入ってこないように、というものでしょう。
「入り口がいくつある」という話から、昔の家の造りや間取りの話になって、大じいさんや大ばあさんがどこに寝てて、牛馬屋がどこにあって…なんて、おじいさんおばあさんが思い出しながらいろいろ聞かせてくれました。
「昔は、節分の朝にくどで豆を炒ったり、煮干しを炙ったりして備えたもんだ。」
「グミの木を燃やしてねえ。グミは燃やすと臭いから、離れの入り口の前とかでも炊いたよ。」
毎年の慣わしを同じ様に行うのですが、「匂い」の話は初めて聞きました。臭い匂いも魔除けの意味合いでしょう。
へえ、庭先に植えられているグミの木が悪い鬼を追っ払ってくれてたんだ・・・。家のまわりには、まだまだ知らない、見えない神様がたくさんいるんだなぁ・・・
年中行事の慣わしのたびに、見たことのない神様たちが見える気がしておもしろいです。2代も3代も昔の話が聞けて、遠い昔の暮らしを思い浮かべて、ちょっとしたタイムトラベル気分を味わえるのも楽しみの一つです。

タグ: グミの木, 吊るし棚, 年中行事, 恵方, 旧暦, 節分, 豆まき, 鬼除け, 魔除け

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junjun

この記事のライターについて

「子育ては田舎で」という両親に育てられ、自身のモットーもいつの間にか「作手で子育て」となり、作手で暮らしています。親になってからも作手の人々に育てられ、子どもとともに自然に親しみながら、作手暮らしを楽しんでいます。

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