公共空間を有するつくで交流館に、新型コロナ感染拡大防止対策のための除菌機がいくつか入りました。
一番広いホールで使うのは、ジアイーノという大型の除菌消臭機です。
小会議室、多目的会議室、和室、調理室には、クレベリンが置いてあります。
毎日の出入りが多い図書室では、プラズマクラスターという加湿除菌機が常時稼働しています。
先日、冷蔵庫のような形をした、図書除菌機も入りました。
一度に6冊、吹き出す風でページがひらひらと広げられて、紫外線による除菌がされます。
これまで、返却された本は3日間貸し出し停止となり、他の部屋で保管され消毒をすませてから配架されていたので、人気の本は図書室から姿を消す日が多くなっていました。でも、この除菌機のおかげで、わずか30秒ほどの稼働で、次に借りたい人の手に渡るようになりました。閲覧中にも利用者が直接使うこともできます。
現在、ホールの利用人数制限は、定員200名の1/2の100人以下です。ただし、大声を出すような内容のもの(音楽イベントや演劇等)の場合は、出演者や観客の間隔を十分とるために、50人以下と制限しています。他の施設も人数制限定員の1/2となっています。
春の緊急事態宣言の時にはすぐに使用停止となってしまいましたが、今では様々な対策が取られています。まだまだ感染の勢いが止まらず、緊急事態であることには変わりないので、各自の感染予防、感染拡大防止対策を怠ることなく、上手につくで交流館を活用していきましょう。
コロナ禍だからこそ、見たい聞きたい体感したい文化芸術活動があります。コロナ禍だからこそ、サポートしたい子どもたちの教育、支え合いたい人々とのつながりがあります。つくで交流館がこの厳しい状況を乗り越える場所になり、人々の心の拠り所となる施設になることを切に願います。