「糸結びの会」は、手芸を通じて異世代交流を広めたいと活動している団体です。
つくで交流館まつりの期間中、2回のワークショップを開催して、小物づくりを楽しみました。
1回目は、大きな松ぼっくりを使った「ミニクリスマスツリー」と毛糸を使った「ポンポン人形」を作りました。
裁縫道具を使わず、簡単にできる小物なので、小さな子ども達が参加してくれました。
2回目は、来年の干支にちなんで、布小物の「俵ねずみ」を作りました。
「今日は、お弁当持ちで一日遊ばせてもらうつもりで来たでねえ。」
先々回から参加して下さっているおばあちゃんたちが、午前中のこけ玉・ミニ門松づくりに来て、午後も続けて参加してくださいました。
細かい作業もあったので、ちょっと手間取ったところもありましたが、それぞれかわいい俵ねずみができました。
つくで交流館開館のために立ち上げた「糸結びの会」は、今年で発足4年目となります。毎月1~2回集まって、手芸を楽しみながら、仲間づくりをしています。少しずつですが、参加者が増え、他の団体とのつながりもできてきました。いろいろな地区のいろいろな世代が集まるので、おしゃべりの内容もさまざま。地域の井戸端会議の場にもなりつつあります。
「来年は、編み物に挑戦して、交流館の椅子に敷く座布団を作りたい。」
来年度の計画も、おしゃべりの延長でみんなと相談しています。
「『みんなのおうち』のように、いつでもだれでも遊びに来られる施設」「交流の場となる施設」「みんなに親しまれる施設」というのが、つくで交流館開館当時からの地域の想いであり、「糸結びの会」の想いでもあります。
手芸好きの集まりである「糸結びの会」のように、音楽好き、調理好き、本好き、映画好き、ダンス好き、勉強好き、おしゃべり好き・・・いろんな「好き」がつくで交流館に集まって、元気に楽しく活動を続けていけたらいいですね。