「ブルーベリーがよく色んできて、鳥にやられる前にと思うだが、採るのけっこう面倒だし、採りおおせんし・・・。」
「じゃあ、ジャム作るで、残しといて。」
「残しとくもなにも、順に色んでくだで、いいだけいいように採ってくればいいわ。」
7月終わり頃にこんな会話をおばあさんとしたっきり、なかなか採れずにいたブルーベリー。
裏庭やハウスの奥に数本あるブルーベリーの木に、たくさんの実がついて、濃い紫色に熟しています。
大雨が去り、お盆が明けて、
(よし、今日こそ摘んできて作ろう!)
と、1時間ほどかけて、箱いっぱいブルーベリーを摘みました。
水で洗ってゴミや茎を取り除いた後、鍋に移して、砂糖をたっぷり入れて弱火で煮つめました。
甘酸っぱい匂いが広がり、丸い実が崩れて鮮やかな赤紫の汁になっていきました。
2時間ほど煮つめて、とろとろのブルーベリージャムのできあがり。大小の瓶2本に入れて粗熱をとったら、冷蔵庫へ保管します。
翌朝、さっそくスムージーとシリアルのヨーグルトかけに使ってみました。
甘さ控えめ。ん?、ちょっと控えすぎたかな?!
混ぜる材料で甘さは調節できるから、まずまずの出来としましょう。
寝起きの息子に味見をしてもらって、
「バナナやはちみつを使えばもっと甘くなるから。」
とちょっと言い訳を付け加えて合格をもらいました。
夏のクールデザートには、ブルーベリーがよく合います。もう一回摘んできて、今度は生のまま使うデザートに挑戦してみようかな。
生のまま料理に使うレシピもあるかしら? アルコールに? いいかもしれないですね。