• トップ
  • 協和地区
  • 巴地区
  • 開成地区
  • 菅守地区
  • TOP
  • 協和地区
  • 巴地区
  • 開成地区
  • 菅守地区

  • くらし
  • 遊びと学び
  • 自然と文化
  • まちづくり
  • イベント
  • お知らせ
  • くらし
  • 遊びと学び
  • 自然と文化
  • まちづくり
  • イベント
  • お知らせ
前の記事へ 次の記事へ

美味しい季節

ライター hukutyan , 2019年12月3日


散歩の途中、「ムカゴ持っていかんかん」と声をかけられ、「ありがとう。嬉しい」と袋にいっぱいのムカゴをいただいてきた。早速、まずはムカゴご飯を作ろう。
研いだお米にムカゴを混ぜ、塩、酒少々に、昆布を入れていつも通りにご飯を炊くと、美味しいムカゴご飯の出来上がり。孫二人が「美味しい、美味しい」と、言いながら食べてくれ、私の心は幸せ感に満たされる。遅れて帰宅したパパには、ムカゴのバター煎りをビールのつまみに出すと「美味しいですね」とやはりお褒めの言葉をもらった。

    

 

作手祭りの日に手に入れられなかったへぼをご近所さんに「欲しいんだけど」と言うと、すぐに届けてもらえた。へぼの巣から丁寧に取り出し、しょうゆと味醂、砂糖もすこし加えて煮つける。これもまた家族に大好評で、楽しい夕食時間となった。

たまたま、亡くなった夫の友人が、二日続けてお参りに訪ねてくれるという偶然がかさなり、初めての方には勇気がいるかと思いながら出してみたが、二人とも「美味しい」としっかり食べてもらえた。珍しい郷土食ともいえるへぼ飯、ムカゴご飯を食べてもらいながら、「やっぱり彼は作手特産だったよな」などと亡くなった人を偲ぶ嬉しい会話ができた。

思えばこうした美味しい食材が、昔はもっと沢山あった。大昔、嫁いできたばかリのころに、義父が釣ってきたアユをお味噌汁にしたのにはびっくりしたものだ。こうたけという名のキノコも美味しかった。五平餅ももちろんお客さんが来れば必ず義父が大きな手で作ってくれた。

懐かしがっても仕方がないが、今よりももっともっと豊かな食生活をしていたと思う。

 

 

 

共有する
Tweet

hukutyan

この記事のライターについて

作手の自然に魅せられ、草花に励まされてきました。湿原の花、足元にさりげなく咲く野草の姿を発信できたらと思います。

関連記事

わくわく! 本って楽しい、気ままにブックカフェ 

12月5日(木)午後「気ままにブックカフェ」が開催されました。9人の参加、お茶やお菓子を食べながら、 […]

「ひろちゃん」の五平餅

ご存知ですか?「ひろちゃん」の五平餅

餅花をご一緒に作りませんか

  お正月飾りに餅花づくりを計画しました。

企画展「防災を考える」 ~写真展示「東日本大震災&講話「はるかのひまわりがつなぐ 震災の記憶と希望」

11月28日㈭より、つくで交流館ホワイエにて、企画展「防災を考える」が始まりました。

コメント

comments

つくでスマイルについて ライターに応募する

キーワードで探す

つくでのライター一覧 協和地区のライター一覧 巴地区のライター一覧 開成地区のライター一覧 菅守地区のライター一覧
つくでスマイル
  • つくでスマイル推進協議会
  • 〒441-1492 愛知県新城市作手高里字縄手上60番地
  • Tel:0536-37-2280
  • Fax:0536-37-2216
  • E-mail:tsukude-jichi@city.shinshiro.lg.jp
  • 個人情報の取扱いについて

※注意※

(1)当サイトは、作手地区の魅力を市民の方が紹介するサイトです。
投稿されている記事によっては、店舗等の詳細(営業日・営業時間等)が記載されていない場合があります。
投稿されている記事について、店舗等の詳細に関するお問い合わせは、各自お調べのうえ、直接店舗等へお問い合わせくださるようお願いいたします。

(2)投稿されている記事の掲載日に御注意下さい。
ご覧になられた情報が過去のもので閲覧時と異なる可能性があります。

© Shinshiro City.All rights received.