24日(土)、つくで交流館ホールを会場に、作手小学校の学習発表会が行われました。
つくで交流館で行われるのは2回目。より多くの方々に見に来ていただけるよう、小学校では、20日の総練習の時にも地域の方々に来場案内をしています。
本番の朝8時45分の開会時、すでに多くの保護者や地域の皆さんが来館され、ホールは満員状態。ホワイエに用意された2台の大型TVでの中継を目当てにホワイエに席をとる方もみえました。
はじめに、各学年の『学習のあゆみ』の発表があり、ふるさと学習や英語学習の様子を、映像や小物を使ってわかりやすく紹介されました。
作手小学校では、年間通して、ふるさと先生を迎えての授業や校外学習などで、作手地区のことを学ぶ機会を多く設けています。また、地域自治区予算事業として、英語教育を支援する授業を行っていて、低学年より英語の歌やカード遊びなどで英語に親しむ時間を多く設けています。
そうした作手小学校の特色ある授業を、児童たちが積極的に楽しみながら取り組んでいる様子が紹介されました。
その後、各学年、練習を重ねてきた「劇」の発表がありました。
大きな声で身振り手振りを大きく演じる低学年、友だちとのセリフのやり取りや物語の面白さを楽しく表現する中学年、実話や作手の歴史など、調べた資料を基に工夫を凝らした構成で、時代背景や登場人物の感情を表現する高学年、どの学年も、これまでの練習の成果を精いっぱい発揮していました。
統合したことで各学年の人数が多くなったので、演目によっては、1役を数人で分けて行ったり、登場人物を増やしたりする工夫が見られました。つくで交流館ならではの映像や照明など、効果的に使われていたように思います。
最後は、全児童による合唱でした。
児童たちが一生懸命演技している姿は、いつ見ても感動します。演目内容のせいもありますが、涙を誘う場面も幾度かありました。
「子どもはほんとにすごいなあ…。毎日いろんなことを学んで吸収して、どんどん成長していくんだから。」
全地域で1校統合して2年目、地域の全児童ががんばる姿を全地域の方々が見つめていました。たくさんの感動と元気を児童たちから受け取ったに違いありません。