雨で1日順延となった作手小学校の秋季運動会が、23日にぎやかに開催されました。
この日を楽しみに練習を重ねてきた児童たちが、思う存分その成果を発揮し、一日目いっぱい楽しむ日です。
4つの旧小学校が1つになって2回目の運動会。「作手の共育」らしく、保護者はもちろん、作手中中学生や消防団、卒業生の高校生や大学生、来賓の皆さん、地域の皆さん、旧開成小で交流を続けていた名城大生など、大勢の参加や応援を得て、様々な競技が行われました。
来春入学するちびっ子たちは、小学生のお兄さんお姉さんに手を引かれ、かけっこに挑戦しました。
走る前に「名前」と「好きな遊び」を聞かれる場面では、どの子もはっきりと敬語で答えていて、感心しました。
元気に駆けて、お兄ちゃんお姉ちゃんからお土産をもらいました。
全校児童一斉の競技「一輪車演技」では、入学して半年の1年生の児童も見事に乗りこなしていました。
大勢での演技はやはり、迫力があり、見ごたえ十分でした。雨の合間を縫って、一生懸命練習していた成果を、観客の皆さんに見ていただくことができました。
私は午前中しか見られませんでしたが、午後からのマーチング・リレー・消防団競技・源平合戦なども、「統合して大勢になったことでよりパワフルにより楽しくできた」とほかの参加者より聞きました。
1日延期したため、お手伝いに行く予定だった中学1,2年生たちが部活の大会で朝から出られなくなったため、代わりに3年生が多く参加してくれたそうです。また、午後に大会から戻った中学生たちが急いで会場へ向かい、最後の片付けまでお手伝いできたそうです。
小学校の運動会は、たくさんの思い出を残します。自分が頑張ったことはもちろん、お父さんやお母さんと一緒に競技したこと、お兄ちゃんお姉ちゃんが助けてくれたこと、地域の皆さんが盛大に応援してくれたこと、どの子にとっても素敵な思い出がたくさんできたことでしょう。
私もふと思い出しました。小学校の運動会や中学の体育大会で、父がすぐそばでいつも大声で応援してくれていたことを。
「行けーっ、ここからラストスパート!」
と200m走後半のコーナーに立つ父の声援を合図に、ギアを上げて全力でゴールをめざしたものです。
足が自慢の父は、地域リレーやPTAリレーに必ず参加し、猛烈な走りで数人抜きを見せてくれましたが、走り終わった後、すぐ肉離れを起こして芝生にダウンしていました。しかも2度も…。入院したのは何日だったかな?
作手小学校に参加したお父さん、お母さん、地域の皆さん、先生方、お手伝いしてくれた中学生や名城大生の皆さん、一日お疲れさまでした。
運動後の体のケアを怠りなく、元気にお過ごしください。