去る日曜日(12日)、風の冷たい秋晴れのもと、第33回つくで祭りがにぎやかに開催されました。
今年は、会場を昨年までの鬼久保ふれあい広場から、つくでの中心部である作手総合支所周辺に会場を移して行われました。
農産物や加工品、手作り品や飲食物等の販売や体験コーナーなどの催しは、総合支所駐車場に参加団体がブースを設けて行われました。出店テントが周囲を囲むように並び、国道寄りの駐車場の中央が休憩や食事をするスペースとなりました。
例年人気の商工会の五平餅販売ブース前には、早くから行列ができました。
農協の農産物や郵便局のはがきやグッズ販売、森林組合の林業資材販売など、もともと販売を行っている団体はもちろんのこと、普段地域活動をしている団体や同好会的団体が、様々に工夫を凝らした出店をしているのがつくで祭りの面白いところであり、賑わうところです。
JA愛知東女性部作手支部では、作手の特産品や八名丸コロッケを販売。
その派生団体の「ひまわり」では、自前小豆で作ったぜんざいを販売していました。
赤いエプロンの元気な女性の皆さんをモデルに、招きマネキンが立てられていました。
新城東高作手校舎では、赤いはっぴを着た生徒の皆さんが、自分たちの育てた農産物や鉢花(シクラメン)を販売していました。作手校舎のシクラメンは質がとてもよくて、おすすめの一品です。
作手田舎レストランすがもりでも、アマゴの塩焼きと柿チップスを販売していました。
なぜかレストランスタッフでない地元の男性方がお手伝いをしていました。熟練の技で香ばしく焼き上がったアマゴの塩焼きは、みごと完売したそうです。
常連団体である参丸苦楽部さんの焼餅、あめんぼ読書会の焼きそばとリサイクル品、さわやかネットつくでの手芸品、A.R.T(アート)のミニ葉ボタン・ポップコーン、農林公社のさつまスティック、陶工房クレッシェンドの手作り陶器などの販売のほか、たこ焼き屋「修平」やおでん☆吉寿などこの日のための店があったり、昔から交流のある大府市から観光協会の出店があったり、変わったところでは、和田庚申講の「錦鯉」販売っていうのもありました。
すぐ近くの新城市消防署作手出張所の広場では、防災広報やちびっこの防火服体験、豚汁の提供などがありました。
ヘボ大会実行委員会のヘボ(クロスズメバチ)の巣販売は、㈱佐藤工務店の広場をお借りして開催したようです。今年も、大きなへぼの巣がいくつも持ち込まれ、大きさ重さの競い合いを終えた後、販売されました。
早くから「完売」の札が掲げられたお店がいくつもあり、大きな袋を提げて帰られる来場者の姿が多く見られました。